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2018年5月29日 (火)

5年ぶり

娘はなんとなく4歳でピアノのお稽古開始。

約8年かかって、ようやくドビュッシーの夢やアラベスクも弾けるようになった。

2回だけだが、学校で行う合唱の伴奏もした。

ピアノの先生がうちに来てレッスンしてくれていたのは、すごく助かった。

私たち親子にとって、とても良い先生でだった。

けれど、ピアノのお稽古を止めたのが、中学1年の終わり。

半端でない練習量の部活(吹奏楽)や学習塾で、ピアノの練習がなかなか取れなくなったから。

私はピアノが好きだったが、娘に芸術の道を進ませようとは思っていなかったので、ちょうど良い引き際だと思った。

私が望んでいたように、ある程度音符が読めて弾くことが出来る娘は、自分の好きな曲の楽譜を買ってきて弾き遊びするように。

ただ、弾くのはピアノじゃなくて、クラビノーバ。

夜中でも小さい音で弾いて遊べる。

いつしか、ピアノは休眠状態に。

前回のブログで書いたのだが、大学2年生になった娘に久しぶりにピアノを弾いていた。

ここ数年ずっとクラビノーバばかり弾いていた娘は、ピアノのキーが重いと文句。

クラビノーバが軽すぎるんでしょと、私。

さて、GWが終わり、娘が大学に戻って寂しくなった私。

久しぶりに、クラビノーバでショパンのノクターンを弾いてみた。

弾けない。

指が滑る。

トリルが入らない。

こんなに衰えてしまったのかと悲しくなった。

その数日後、何年かぶりにピアノを弾いてみた。

弾ける。

とても弾きやすい。

トリルもきれいに入る。

理屈では、電気ピアノとアップライトピアノ、グランドピアノの違いは知っていた。

指先が衰えた私でも、グランドピアノはきれいに反応してくれた。

私が働き出して数年目、自分で購入した憧れのグランドピアノ。

狭い自室だったので、半分ピアノの下で寝ていた。

辛く悲しい時、また悔しく腹立たしい時、ピアノの音で心が癒されていた。

結婚をすることはないと思っていた私が、いい年で結婚し、高齢で娘を出産。

いつしか私はピアノを弾かなくなっていた。

ピアノばかりでなく、クラシック音楽もほとんど聴かなくなっていた。

分かってもらえないだろうが、ピアノとクラシック音楽は私にとってのバブル期だった。

夢と若さとある程度自由になるお金があった。

毎月、都会へ1万円以上(S席は1.5万円はしていたと思う)のクラシックコンサートへ出かけていた。

カラヤンとベルリンフィルのコンサートだって行った。

マーラーが好きで、いろんな演奏を聴きに行った。

当時の世の中バブル期で、海外の有名オーケストラや指揮者が目白押しで来日していたと思う。

優雅な独身貴族だった私が結婚し、不妊治療でようやく娘を得て一般的な幸せを得ることはできた。

が、失った物も多い。

優雅な自分の時間とお金、そして若さが失われていった。

自分のことより娘や家族のことを優先させなければならなくなった。

心の余裕が無くなった。

そして、癒しだったクラシックを聴くと、自分の状況が情けなくて涙が出てくるようになった。

自分がとても惨めに感じた。

さて、今、心の支えとなっている娘は県外に出て家にはいない。

が、娘のいない寂しさにも慣れてきた。

話は戻るが、ピアノを弾いていると、心と体が癒されてきているのを感じる。

クラシック音楽を聴きながら、家事もするになった。

最近、思っている。

大なり小なり、誰もがみんな辛いこと悲しいことをかかえて生きている。

それを、どう自分の生き方に反映させるか。。。。。だね。

少しでも前向きに生きていこうと、ピアノの調律をお願いした。

5年半ぶりの調律。

ピアノを買ってから毎年のように調律に来てくださっていた方にようやく連絡がついたと思ったら、体調を崩されており、他の方を紹介してくださった。

20回以上は調律に来てくださっていた方だけに、すごく悲しくなった。

その数日後、約3年前、数ヶ月だけどお世話になっていた先生がお亡くなりになっていたことを新聞で知った。

私はシニア世代ではないけれど、こうした別離が次々と訪れるようになったのだと感じた。

私の親世代の方達との別れは、仕方ないことだと思っていた。

しかし、もうそろそろ自分と同じ世代の方達の病気や死が身近になってきている。

これからどう生きるか。

半分鬱状態でなんとなくダラダラと生きていくのは悲しい。

不安はあるが、新しい出会いや挑戦をしていけたら。

娘の為にも、私の為にも。

そして、猫の為にも(笑)

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ブリーダーさんからいただいた仔猫用のトイレが、今ではちょうど良いお昼寝用ベッドになってます。

もちろん、猫砂は入っていませんよ。

話は急に変わりますが、

「ピアノの森」、原作ではラフマニノフのピアノ協奏曲第3番なのに、深夜アニメでは2番にしてましたね。

3番の方が、オケがピアノに追いかけられ噛みつかれるような感じになると言うのが納得出来るんですが・・・。

いくら2番の方がすごくメジャーであっても、すごく違和感を感じたのは私だけ?

ちなみに、私は2番より3番の方が好きです。

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長々とお付き合いありがとうございました。

2018年5月 6日 (日)

嬉しかったので袋?

連休後半4日間、大学生の娘が帰ってきました。

私も嬉しかったけれど、猫も大喜び。

袋なんかに入って可愛いアピール。

例えば・・・・

   忍者だぞぉ~

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ばぁぁ!!!!

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小さい箱にも入れるよ。

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今日、大好きなお姉さんが帰っていった・・・・

寂しくなったよ・・・

お姉さんが置いていったリュックサックで、心慰めてるんだ。

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娘が高校2年の時に買ったリュック。

大学生になっても使っていましたが、とうとう裂け始めました。

昨日、新しいのを買ったので、机の下に放置。

猫たちの為に。

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私も娘が帰ってきていた数日間、幸せな日々でした。

娘の弾くドビュッシーを聴きながら家事をしたり、カフェで長話をしたり・・・。

 ただし、7年前の発表会で弾いたドビュッシーなので、今ではボロボロ演奏でしたが(笑)

体調が悪くて半鬱状態の私でしたが、少し元気になりました。

娘が今度戻ってくるまでの2ヶ月間、できるだけ前向きに過ごしていこうと思っています。

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