一安心。。。でも、まだ気は抜けない
朝、庭に出て、いつもどおりにメダカ達にエサやり。
池の水が少し減ってきたので、バケツいっぱいに水をくんでいた。
持っていたバケツの取っ手がバチンと切れて、ズボンや靴がずぶ濡れ。
その時、、二階にいたダンナがなんか騒いでる様子。
あら、私の叫びを聞いて様子を見に来てくれるのかしら?とちょっと期待していたのだが、降りてこない。
着替えなければならないのかと思いながら、植木にも水やりをして家の中に。
そこへダンナが降りてきて、大阪で地震が起こった言ってテレビをつけた。
なんと娘がくらしている高槻が震源地。
震度6。
地震が怖くて関東には出さなかったのに・・・。
大阪は大きな地震は起こらないと思っていたのに・・・。
安否確認の電話を入れる。
つながらない。
どうしたらよいか分からない。
ラインを私は使っていなかったのを悔やむ。
こんな緊急事態はラインがいいよと、娘がタブレットにダウンロードしてくれていたのに、私は使っていなかった。
震度6とはいえ多分大丈夫だろうと思いながらも、もしかして・もしかしてと最悪の事態の不安がつのる。
バケツの取っ手がちぎれてしまったのは、悪い予兆だった?
二度目の電話で、娘の声が。
無事だった。
地震により完全にテンションがあがっていて、「怖かったぁ・すごかったぁ」と普段笑わない娘が笑いまくっていた。
反対に私は心の緊張が解け、良かった・良かったと慟哭。
娘は笑い、私は泣き、おかしな通話になった。
地震が起こった時、娘は朝風呂に入っていて、必死でドアの取っ手をつかんで耐えていたそうだ。
地震がおさまり風呂場から出ると、冷蔵庫が大きく移動していたそうだ。
電気・水道は使えるけれど、ガスが止まっていると。
大きな地震だったが、ライフラインは完全に止まっていないことに安心。
JRなど電車が止まっているので、大学の授業はないんじゃないかなと娘。
まだ余震はあると思うのでできるだけ早く帰省しておいでと言ったら、大学の授業や実習は休みたくないと言う。
これからどうするか周りの状況を把握し、娘からの連絡を待つことに。
しかし、連絡がなかなか無い。
こちらからかけると、不通状態。
電話が殺到してるんだ。
娘も電話連絡を入れようとしたが、すぐに切れる状態だったとか。
地震から1時間後、ようやく娘からショートメールが。
ショートメールなら、サクサクと交信出来た。
それによると、部屋から出た廊下の壁には大きなひび。
これからまだ余震・本震があるかもしれないのに、ひびが入った建物は怖い。
と言うことで今夜は、安全だと思える仲の良い友達の下宿に泊めてもらうことに。
少しでも安全な所と思ったが、そこもやはり階段にひびが入っていたそうだ。
下宿の管理人さんによると、けっこう多くの家にひびが入ってしまったとのこと。
どうせ不安な夜を過ごすなら、友達と二人で居る方がいいか。
大学は新しい建物だと思っていたが、思っていたより酷い状況になっているみたいで、今週いっぱい休校となった。
ならば、すぐにでも帰省。
山陽新幹線はなんとか動くようになっているが、JRや私鉄が運転を再開していないので、新大阪駅まで行けない。
明日、タクシーを使ってでも新大阪にと言ったが、娘はお金がもったいないと。
親として、とにかく早めに帰省させたいのに。
地震が起こってからの2~3日。
まだまだ安心はできないのだから。
追記として
・震源地と娘の居た所は2~3キロしか、離れていなかった。
・こちらは震度3となっていたが、私もダンナも揺れを感じなかった。
・今回の地震は不安で帰省させるが、こちらも南海トラフが怖い状態。
帰省させたものの南海トラフ大地震に巻き込まれたは。。。となる可能性も。
平凡な人生を願っているが、なんだかんだと心配事は次々起こってくるもんだわ。
とにかく、明日、無事に娘が帰ってこれますように。
可愛い僕も待ってるよ。
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